■ 片付けと同時に「探したい物」を明確にしておきます

家財整理や部屋片付けでは、「通帳や印鑑がどこにあるか分からない」「権利証や契約書を探しながら片付けたい」というご相談が多くあります。当社では、作業に入る前に探したい物の種類や優先順位をお聞きし、どの場所を重点的に確認するかを専任担当者が一緒に整理します。片付けと探索を同時に進めることで、作業の手戻りを減らし、限られた時間の中でも必要な物を見落としにくい進め方を心がけています。

■ 通帳・書類・写真などカテゴリーごとに仕分け

探索の対象になることが多いのは、通帳・印鑑・保険や年金の書類・不動産関係の書類・アルバムや写真・手紙などです。作業中に見つかった書類や小物は、その場で一時置き場を作り、「確認が必要な書類」「思い出の品」「不要と判断された物」といった形で分けていきます。ご家族に確認していただきたい物は、担当者がまとめてお渡しできるようにし、判断が難しいものは無理に処分せず、一旦保留として残すようにしています。

■ 遠方や立ち会いなしでも内容を共有できる体制

遠方にお住まいで立ち会いが難しい場合でも、必要品の探索状況が分かるよう、写真やリストで共有しながら作業を進めます。専任担当者が現場で見つかった物を分類し、重要と思われるものは都度ご報告のうえ保管しますので、その場にいなくても内容を把握しやすくなります。現地で判断できない場合には、後日まとめて確認していただけるよう、分かりやすく整理してお渡ししています。

■ 探索と片付けを両立させ、無理のない進め方を

必要品の探索に力を入れすぎると、片付け全体が進まなくなることがあります。当社では、作業時間やご予算に合わせて、どこまで探索に時間をかけるかを事前に相談し、無理のない範囲で進めるようにしています。すべてを一度に探し切るのではなく、「今回はここまで」という区切りを決めておくことで、片付け全体の流れを止めずに進めることができます。必要な物をできるだけ見落とさず、それでいて現実的な作業になるよう、専任担当者が丁寧にサポートいたします。