■アルコール依存症と家財処分
福祉課からのご連絡がありました。アルコール依存症だった生活保護受給者が亡くなり、お部屋の家財処分をしたいという内容です。後日、スタッフ2名で対応することになりました。アパートへ行くと、アルコール臭が漂い、大量の空き缶や瓶が見つかりました。家具や家電をトラックに運び出し、ゴミを片付けるとトラック2台分の不用物になりました。
■まわりのために生前整理
今回のご依頼は60代の主婦からです。自分の親の片付けで苦労したために、自分の身の回りは元気なうちにきれいにしておきたいと言います。スタッフが行くと、そこは一軒家でした。40年間住み続けたという自宅には、相当の量の荷物がありました。タンスや押入れの中身を仕分けるだけでも大変な作業です。2日間かけて、荷物を捨てることになりました。
■娘さんの家財整理
奥様からお電話が入りました。父親と上手くいかず娘が家を飛び出して、娘の家財を捨てろと主人に言われていると言います。奥様も仕方なく電話をしてきたご様子です。後日、スタッフで対応することになりました。裕福なご家庭で立派な一軒家でした。結局、ご主人や奥様と話し合い、予定より少ない量の荷物を引取ることになりました。
■在宅治療と生前整理
ガンの治療中というひとり暮らしの男性からのお電話でした。男性は、元大工という職人気質の方です。自宅での生活を希望し在宅治療中でした。今のうちにできることをしておきたいと言い、生前整理のご依頼がありました。スタッフがいくと、6畳の和室が2つあるアパートでした。思い出の大工道具や最低限の荷物を残し、あとは捨てることにしました。